2015年9月22日火曜日

2015 Hawaii Day 7

The Breakers Hotel での最後の朝は、気に入ってしまったABCストアのラップサンドをプールでいただきました。とても静かでのんびりした雰囲気のプチホテル、良かったです。機会があったらまた利用してみたいと思いました。

朝食後、朝9時にチェックアウトし、スーツケースをゴロゴロ引いて歩くこと2分。この日の宿泊先である Halekulani に到着。10年前にも利用した思い出のラグジュアリーホテル、1泊の宿泊代は The Breakers Hotel の約5泊分ですよ。チェックインはまだできませんでしたが、Waiting Room に通してもらえました。The Breaker Hotel では紙コップでコーヒーをいただいていましたが、この Waiting Room ではソーサー付きのきれいなコーヒーカップ。わずか200m離れただけなのに別世界です。

チェックイン前でしたが、プールにも入れてもらえました。実は今回の旅行の目的は Central Union Church ともう一つ、このプールでした。10年前にここに滞在したとき、私達の親と親戚を空港に見送った日のことです。空港でほっとした私達は、その日の予定が特にないと思い、ホテルのプールでのんびり過ごすそうと話しました。で、空港から戻って水着に着替えたところに、フロントから部屋に電話がかかってきました。そろそろチェックアウトの時間ですよと。驚きましたよ。私達はどれだけボケていたのか、チェックアウト日を間違えてしまっていたのです。結局プールに入れずチェックアウトし、次のホテルに向かったあの日から10年。ついに、ついに、念願を叶えたのでした。

プールの底には青いガラスのタイルが敷き詰められて、オーキッド(蘭)がきれいに描かれています。部屋から見て本当に素敵だなーと思っていたのでした。そのプールに入れて感慨ひとしおです。

広くて明るいプールで、いつまでものんびり泳ぎながら、夢のようなリラックスタイムを過ごしました。すぐ隣が海のせいか、水がほんの少ししょっぱくて、ただ水の中で目を開けてみたら、普通のプールよりも目が痛くなくて驚きました。そんな気がしてただけかもしれませんが。

ランチはプールの隣の House Without A Key でターキーのサンドイッチをいただきました。Halekukani にはいくつかダイニングがあり、ドレスコードに気を付けなければいけないところもありますが、ここは水着でもOK。気持ち良い風が吹く中、海を見ながらゆっくり食事を楽しみました。

食後にチェックインできましたが、チェックイン後も外出する気にはなれず、またプールに戻ってゆっくりと贅沢な時間を満喫しました。プールサイドのチェアーに寝そべっていると、ボーイさんがパイナップルやアイスを振る舞ってくれたり、飲み物を注文して持ってきてもらったりできます。アイスティーなんか頼んじゃって、Ala Moana Center で買ったワンのポエムの本なんか読んじゃったりしました。

ポリー・ママと違って英語が苦手な私には、詩的な表現はかなりハードルが高いですが、簡単な表現で楽しめる部分もあります。"I Lose My Mind When You Leave the House" という詩の一節、"There's a smartphone in the toaster / There's a toaster in the toilet / There's a toilet in the hallway / There's underwear in my mouth" とか、ヤンチャなワンを想像しながらプールサイドでニヤけていました。

夕方までプールを楽しんで部屋に戻ると、なぜかシャンパンが置いてあって驚きました。添えてあった手紙を読むと、なんとホテルから私達の10周年に対するお祝いのプレゼントでした。本当に嬉しかったです。早速、ありがたくいただいちゃいました。良いシャンパンでしたよ。

すっかり酔っぱらったところでいい時間になったので、ディナーを食べに行くことにしました。どのダイニングに行こうか考えた結果、ハワイアンミュージックの生演奏が聴けるということでまた House Without A Key にしました。美味い sword fish をいただきながら聴いた、ローテンポの心地良いハワイアンミュージック、良かったです。帰国後も数日、頭から離れませんでしたよ。

私達のテーブルに付いてくれたウェイターさんが、食後にデザートの注文を聞きにきてくれたのですが、食事前にシャンパンをいただいてしまっていたこともあり本当に満腹だったので、その旨伝えました。ところが数分後にウェイターさんが、お腹がいっぱいとは伺いましたが、と言いつつココナッツケーキを持ってきたのです。驚いてよく見ると、お皿には "Happy Anniversary" と書いてあり、これまたホテルから私達へのお祝いプレゼントでした。本当に感謝感激。しかも偶然ではありますが、このココナッツケーキは、朝 Waiting Room に通された時にオススメされ、私達が是非食べてみたいと思っていたもの。とても繊細でやさしい味に、満腹のはずが完食してしまいました。

最高な気分で、光に照らされたプールの横を、やさしい海風に吹かれて波音を聞きながら、月とヤシの木を見上げて散歩し、部屋に戻りました。Halekulani 開業以来のコンセプトという seven shades of white という7種類の白色で内装された、最高にリラックスできる部屋です。そんな部屋で快適な眠りにつきました。

というわけで、10年越しの念願を叶え、立て続けのサプライズに感激し、ラグジュアリーな世界を楽しんだ7日目でした。しかし、楽しかったハワイ滞在もあとわずか、翌日は残念ながら帰国日です。8日目に続く。

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